硬水の地域には生命線である軟水機を交換しました
今回は、硬水地域には欠かせない軟水機を交換させていただきました。
皆さんの地域にはこんな機械お家にありますでしょうか?
まず、ご覧になられたことがない方が殆どではないでしょうか?
カワバタ電機がある米原市、その中でも伊吹山山系の水、霊山山系の水を水道水と利用している
旧山東町、旧伊吹町地域は硬度が高いことで知られています。
この硬水飲料としては、カルシュウムやマグネシウムを豊富に含んでいます。
ミネラルを補給するにはもってこいの飲料だとお思いですよね・・・・
しかし、この成分が給湯器やカラン、ポットなどに大変な影響を与えてしますのです。
例えば
左から これは電気温水器のヒーター部分です 硬水にはやカルシウムやマグネシウムが含まれている
と前述でお話しましたが。
それが加熱され、蒸発することによってスケールと呼ばれる
マグネシウム、カルシウムの結晶(いわゆる水垢)がボイラー内部に付着し、
熱伝導の効率を低下させるからです。
一番右の写真は、給湯器の配管です。
動脈硬化のようにドンドン細くなってゆき、最後にはお湯が出なくなってしまいます。
これは電気温水器だけでなく、ガス、石油等の燃焼機器すべてに該当します。
また、ポットの中にも白くついてしまいます。
あらゆる機器に影響を及ぼすことがお判りいただけましたでしょうか?
この機器類に影響を及ぼさないようにする為に、軟水機が必要となります。
実際に機器の交換をしてゆきましょう。
今回の軟水機は大豊理研の軟水機を使用しています。
この軟水機は、昨年新製品として登場したものです。
今までの商品のいろいろ改善してほしい事柄を、メーカーと協議しリニューアルした商品です。
まず、現状の商品を取り外してゆきます。
10数年ご苦労様でした。
本体を取り外した状態です。
大きな穴が2つと、小さな穴が1つありますよね。
左から軟水になった水が宅内に、右が原水(硬水)です。
軟水機の中で軟水化します。
しかし、いつまでも軟水化ができるわけではなくて、中にあるろ過材が成分で
いっぱいになったときに、あらかじめタンク内に入れておいた塩化カリウムを使って
洗浄するのです。その洗浄したものを排水するのに、一番右の細いパイプが必要になるのです。
洗浄のタイミングは、世帯数や地域の硬度によって様々ですが、現在の機器は自動で
そのタイミングを見てくれます。ですので無駄に洗浄して塩化カリウムが減ることなく
経済的に使用できるのです。
それでは、実際に新しい商品を設置してゆきます。
今までよりコンパクトになりました。
上部カバーを外して。
実際に配管をしてゆきます
これが背面になります。
先程お話ししました、配管をこちらに接続してゆきます。
既設の配管とは接続の高さが違うので、カットしてゆきます。
カットし、接続できるようにバルブを双方に取付ました。
本体と配管を接続します。
今回は
こちらを使用してゆきます。
長さを計測して。カットし・・・
つばだしと言う作業を経て。
このような形を作成します。
接続し、漏れがないか確認・・・・
保温を施し。
排水配管・・・
電源がACアダプターの為、ボックスを取り付け
電源投入・・・
時刻設定・・・
試運転・・・の後 上部ケースをはめて
塩化カリウムを投入
スライドシャッターを閉めて。
カバーをかけて
完成です。
お客様にも
オッケーいただきました